南・天草の牛深で　田舎暮らし 結乃里便り

お盆を過ぎた頃やって来ました。


機材庫でかすかに聞こえました。

『…ﾆｬ…』

かすれていて
やっと聞き取れる声を頼りに

ダイビングの機材をかき分け

棚の一番上の冬物のドライスーツの上に


その子はちょこんと座っていました。


ちっちゃいけれど
やけにひょろ長い足をした猫


子猫みたいだけど生まれたばかりではなさそう…


親猫が居そうな気配もありません。



エサをあげるべきか一瞬迷いましたが


野良猫にしては
人が好きって目が

印象的で


薄めたミルクをあげました。


ペット用の煮干しをむせながら食べました。

あれから20日ほどたち

朝は、勝手口で待ってます。

愛犬のナッチャンとも上手く行きそうです。

名前がまだ決まっていません。

お盆過ぎに来たから
『ボン』

とか

ナッチャンの妹だから
『コナツ』

とか…


牛深では大漁を意味する


『アカネ』

とか…


みんな好き勝手に呼んでいます。